ニールセン ジャパンは、2011年6月29日、「未来の女性」に関する調査を実施し、その結果を発表している。
調査は、2011年2月から4月にかけて、アジア太平洋、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカおよび北アメリカの21カ国で実施され、対象は、18歳以上の女性約6,500名となっている。
調査結果によると、「機会の獲得の変化(自分よりも娘の方が機会に恵まれると答えた割合÷自分のほうが母よりも機会に恵まれていたと答えた割合)」の問いには、日本に限った場合、未来(娘)において機会に恵まれるものとして、「個人的な充足感(0.97)」、「仕事と生活の調和(0.90)」といった回答がある一方、機会に恵まれなくなるものには、「健康的なライフスタイルを送る(0.69)」、「借金を返済する(0.65)」といった回答が上位を占める結果となった。
また、「社会において女性の役割、男性の役割が変化していくと思うか」の問いには、9割近く(89%)が女性の役割の変化を、6割以上(64%)が男性の役割の変化を予想している。この数値は、先進国中最も高い数値となっており、先進国平均である「女性の役割の変化(78%)」、「男性の役割の変化(46%)」を大きく上回っている。
さらに、「どのような変化があると思うか」の問いには、プラス面で、「外に出て就業する機会の増加(41%)」、「職場でより高い地位を獲得(19%)」などの回答がある半面、マイナス面では、「少子化(5%)」、「家計を支えるため就業しなければならない(3%)」といった回答があった。
女装を売りものにする男性も増えている。それを許容する社会がある。男系社会よりも女系社会が、今の日本には合っているようだ。スポーツの世界でも、男性のみ行われてきた種目が、女性に開かれるケースが増えているが、競技自体が世界大会を開催するほどのレベルにない、野球、サッカーなど、存在価値を疑問視してしまうものも少なくはない。男性だけが行うもの、女性だけが行うもの、そういった棲み分けも時には必要ではないだろうか。
ニールセン ジャパンリリース