古着と廃食用油を回収
7月1日、愛媛県松山市で、「エコロジー」と「障がい者雇用」を両立する取り組みが始まった。
一般の家庭から出た古着や廃食用油を回収し、リサイクル企業に運んでリユース(再利用)やリサイクル(再資源化)するというもので、立ち上げたのは、松山市内の障がい者施設や共同作業所が共同で運営するショップ「ハートフルプラザ」。松山市のいよてつ高島屋の中に店舗を持ち、障がい者施設や作業所でつくられた授産品などの販売を行っている。
収集、運搬を障がい者が担当
古着や廃食用油の回収は、ハートフルプラザをサポートしている松山市内のホームセンター、スーパー、公民館などに窓口を設け、各家庭から持ち込んでもらう形で行うが、収集やリサイクル業者への運搬を障がい者が行うことで、障がい者の働く場が生まれている。
現在回収しているのは、以下の品目。
・古着
洋服・和服・着物・スーツ・スカート・下着・くつ下(両ぞろいのもの)・タオル・シーツなど
※ビニール袋に入れて口をしばって出すこと
・廃食用油
植物原料で作られ、天ぷら・フライを揚げた液体状の食用油(菜種油(キャノーラ油)・大豆油・コーン油・紅花油(サフラワー油)・ヒマワリ油・綿実油・米油など)で、使用済または賞味期限切れのもの)
※ペットボトルに入れて口を閉めて出すこと
回収窓口は、ハートフルプラザのホームページで見ることができる。
「ハートフルプラザ松山」運営委員会
電話:080-2889-7984
受付:月~金曜(祝祭日、年末年始除く)9:00~17:00
ハートフルプラザホームページ
http://www.heartfullplaza.jp/index.html