新たに3人が死亡
APによると、6月27日ドイツベルリンで新たに病原性大腸菌「O104」の感染による3人の死者を確認、死者の合計が計47人になった。
独衛生センター「The Robert Koch Institute」の発表によると、現在ドイツ国内の「E. coli」の感染者数は計3801人。うち834人は腎臓疾患との合併症をおこしている。
ドイツではここ数週間で新たな感染者数は急速に減少しているが感染者数全体の数は依然増加しており、増加している原因は感染症に関する情報の不足だという。
病原性大腸菌「O104」はドイツ北部から発生、6月2日WHOが感染を発表、27日の時点で世界12ケ国約1700人が感染。野菜が感染源だとされているが正確な感染源はまだ特定されていない。
病原性大腸菌「O104」
病原性大腸菌「O104」は大腸菌(イー・コリ、E.coli、エスケリキア・コリ、Escherichia coli)」の一種。新種の腸管出血性大腸菌。極めてまれなタイプ。新種の可能性もある。成人女性の感染が多く抗生物質に耐性がある。
大腸菌は大腸など腸内にいる細菌。糞便に関わる細菌。 病原性大腸菌O-157、サルモネラ菌、ノロウィルス、赤痢菌なども大腸菌の一種。「糞便性大腸菌」は食品衛生法上の用語。

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http://news.yahoo.com/s/ap/20110627/ap_on_re_eu/eu_contaminated_vegetable