東京都に岩手のがれき第1便
3日、岩手県で発生した震災がれきが東京都の処理施設に運び込まれた。
JRの貨物列車で輸送されたがれきは、東京貨物ターミナル駅に到着後、都内3つの中間処理業者に搬入された。
第1便の総量は30トン。今のところ、放射性汚染物質は検出されていないという。
がれきの受け入れについて、10月末までに都に対して約2100件の苦情が寄せられている。
「受け入れ可」自治体は4月の1/10に激減
環境省は2日、全国の自治体に対して、行った震災がれき受け入れについての調査結果を発表した。
震災によって被害を受けた岩手、宮城、福島、茨城、遠方の沖縄県をのぞく全国の市町村や一部事業組合に対して、震災がれきを(1)既に受け入れている市町村がある(2)具体的な検討を行っている(3)検討を行っている--の3択で訊ねたもの。
「すでに受け入れている」「受け入れを検討している」と答えたのは、54市町村・一部事務組合(11都府県)にとどまった。
4月の前回調査では 572市町村・一部事務組合が、「受け入れている」あるいは「検討を行っている」と答えており、1/10に減少した。
なお今年4月、YouTubeにアップされた取材音声によると、こういった調査に対して、環境省の職員は「自治体に対する挨拶程度のもの」と語っている。
汚染がれきを広域に広げる行為に対する意識の低さがうかがえる。
◆msn
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111103/dst11110309120003-n1.htm◆47NEWS
http://www.47news.jp/news/2011/11/post_20111102125200.html