スイスの小学生が手作り新聞の売り上げを寄付
スイス・モントルー市の小学生から千葉市に、東日本大震災の義援金560スイスフラン(約4万7600円)が贈られた。モントルー市と千葉市は姉妹都市提携を結んでいる。
モントルー市内に住む小学4年生が大震災のことを知り、新聞を製作。旅行記、レシピ、詩などの記事を独自に作成し、販売した売り上げを義援金として寄付した。
画像はユニセフ(国際連合児童基金)なぜ日本ユニセフ?
ネット上ではこの美談について、千葉市の対応に批判が集まっている。
千葉市は受け取った義援金を県ユニセフ協会に寄付。被災した子どもたちの支援に役立ててもらう、とした。
日本ユニセフ協会は、国際的な活動を行うユニセフ(国際連合児童基金)と直接的な関係を持たない。
集めた募金はユニセフに寄付する、としているが、そのうち25%を人件費などに使っており、寄付されるのはその残りだ。
募金の100%をユニセフに寄付する、と語る国連ユニセフ親善大使の黒柳徹子氏を批判。自らは都内でも有数の一等地である港区高輪に、協会のビルを建てている。
スイスの小学生が贈ってくれたせっかくの善意をもっと大切に使ってほしい、というネット住人の意見はもっともだ。
◆日本ユニセフ協会
http://www.unicef.or.jp/◆UNICEF
http://www.unicef.org/