A型は感染症に弱く、糖尿病、心筋梗塞のリスクも
「現代ビジネス」はこのほど、医学博士の池谷敏郎氏の談話として、身長、血液型、生活状況などによって病気のリスクが変化する、という記事を掲載した。
血液型によってかかりやすい病気が異なる、という報告は古くからある。A型は結核などの感染症に弱く、逆にO型は感染症やがんを発症しにくいが、胃潰瘍になりやすい。
License Some rights reserved by s i b e r 身長が高いとがんになる
身長とがんの関係については、英オックスフォード大学が報告しているそうだ。それによると、身長152.5cm以上の女性は、身長が10cm高くなるごとに、がんを発症するリスクが16%高くなるのだとか。
172.5cmの女性は、152.5cmの女性に比べ、約34%もがんになりやすい、という統計が出ている。
男性については、やはり身長が高くなるにつれ、悪性リンパ腫のリスクが高くなる。がんセンターの調査では、身長が低いグループに比べ、高いグループは38%も発症リスクが高かったそうだ。
理由は明確ではないが、身長の高い人の方が細胞の数が多いため、それだけがん化するリスクが高いのではないか、と分析される
舅・姑との同居で心筋梗塞に
夫の両親と暮らしている女性は心筋梗塞発症のリスクが高い。国立がんセンターはこんな報告を発表している。
夫婦2人暮らしの女性と比較すると、夫の両親と同居している場合、心筋梗塞などの発症リスクは約3倍になるそうだ。池谷氏はストレスが原因と語っている。
保険見直しのヒントに!
自身の身長や血液型、生活スタイルを検証すれば、がんや成人病、感染症など、かかりやすい病気のリスクがわかる。
幸いこれらの条件によって保険の掛け金が変わることはない。よりかかりやすい病気に備えて、入院保険や生命保険を見直せば、お得な生活設計が可能となる。

◆現代ビジネス
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/18124?page=3