震災後急増するペットの防災対策
ペット保険の大手アニコム損害保険株式会社では、防災の日(9月1日)にちなんで、「ペットのための防災対策」調査を行った。
契約者に対して、インターネットを通じてアンケートを実施したもの。
それによると、東日本大震災後に「ペットの防災対策」を行っている人は44.0%から61.6%と、約1.5倍に増加している。
一番の不安は避難場所
飼い主が防災対策として準備しているものは、「水とフード(31.1%)」、「トイレ用品(19.7%)」、「避難用のキャリーバッグ(19.4%)」などが多かった。
準備しておけばよかったと思うものは、という設問でも、「水とフード」がもっとも多かった。
2番目に多かった「預かってくれる場所」は震災後も用意できた人が5.8%にとどまった。
また、住んでいる地域では一緒に避難できるか、という問いについて、84.5%が「分からない」と回答。
ペットについて、避難場所の確保が最大のネックであることが読み取れる結果となった。
◆【原発10キロ圏内取材】消えた飼い主を探してさまよう犬◆アニコム損害保険株式会社
ペットの防災対策実施率、震災後に44.0%→61.6%へ急増http://www.anicom-sompo.co.jp/company/news/news_0110829.html