東日本大震災が発生してから半年近くが経った。マスコミの扱いは、以前より小さくなったが、被災地の復興への闘いは、まだ始まったばかりだ。そんな中、アメリカン・エキスプレス・インターナショナルが、Facebookで社会貢献プロジェクト「フレンズ・オブ・ジャパン」を展開している。
「フレンズ・オブ・ジャパン」
「フレンズ・オブ・ジャパン」は、Facebook上で、世界中から東日本大震災への復興メッセージを募集。「皆さんのことを想っています」「私の心は皆さんと共にあります」「あなたは一人ではありません」「皆さんは力強い忍耐力と団結力を世界に示しています」という4種類のメッセージを用意。どれかを選んで、国や地域を選び、名前を書き入れて送信すれば届く仕組み。また、既成のメッセージでは飽き足らない人は、オリジナルメッセージを書けるようになっている。
1メッセージにつき1ドルをアメックスが震災復興の支援活動に寄付するとのこと。寄付する先は、国際NGOの「ジャパン・プラットフォーム」。キャンペーンは、英・仏・中など8ヶ国語に対応。各国版のFacebookでも告知を行っており、総計20地域の国・地域で展開している。
現在、アメックスのFacebook上には、世界中から23万あまりの応援メッセージが届いている。ということは、寄付額も23万ドル余りに上るということである。その金額は多いように思えるがはたしてどうだろうか。被災地の都市部は復興が進んでいるが、他の地域は、かなり復興が遅れているという情報もある。復興支援は、長い時間と多くの資金が必要となる。何かできることはないか、少しでも貢献したいという方は、この応援メッセージに参加してみてはいかがだろう。
アメリカン・エキスプレス・インターナショナルフレンズ・オブ・ジャパン