自動車販売に回復の兆し
東日本大震災以来落ち込んでいた新車販売台数が、秋口から回復基調を見せている。
6日、日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会、日本自動車輸入組合が11月の統計を発表した。販売台数1位はトヨタのプリウスだった。
ブルースでプリウスを猛追するダイハツ
トヨタプリウスの販売台数1位は6か月連続。11月も前年同月比59.6%増だった。
2位のダイハツ工業「ミラ」は、前年同月比3.8倍の2万52台と急速に売り上げを伸ばした。販売された同車のうち8割が9月から販売している「ミラ・イース」だという。
同車種はCMにハリウッド俳優、ブルース・ウィリスを起用。低価格と低燃費を最大の特徴とする商品に、高額のギャラが必要となる同氏を採用したことについてネット上では批判の声も多く見られた。
今回の結果から、ダイハツ工業のミスマッチ戦略が市場に受け入れられた、と言えそうだ。
豊臣秀吉復活は韓国で不評
一方、トヨタ自動車の新CMは韓国で早くも物議を醸している。現代によみがえった豊臣秀吉と織田信長がトヨタ車に乗って街中を走り回るというもの。
豊臣秀吉には北野武氏が、織田信長には木村拓哉氏が扮し、「Re BORN」キャンペーンの一環として放送された。
韓国では侵略戦争である文禄慶長の役を引き起こした豊臣秀吉に対する拒否感が強く、当該CMの放送は勧告を無視したもの、ととらえられているようだ。

◆ダイハツ ミラ イース
http://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_e-s/◆トヨタ プリウス
http://toyota.jp/prius/◆中央日報
http://japanese.joins.com/article/204/146204.html