エイリアンに会ったことはない、と大統領
オバマ政権は7日、異星人(エイリアン)情報を秘匿している可能性を公式に否定した。市民団体Paradigm Research Groupが電子署名を集めて行った陳情に応えたもの。
米国では政府がすでにエイリアンと接触している、と信じる人が多く、議会での公聴会開催を求める陳情が多数寄せられていた。
エイリアンはいるかもしれないが……
ホワイトハウスは「異星人が存在するという証拠を持たない」とし、「公の目から証拠が隠されている、という証拠はいっさい見つけられなかった」と全否定。
しかしながらエイリアンが存在する可能性については、多くの数学者が統計的にかなり高いとしている、と答えた。
また、火星における生命存在の可能性探査などの努力についても紹介した。
Googleは2010年にエイリアン対策
Googleでは「大惨事からのリカバリー対策の一環として、最悪の事態を想定する」ことを行っているが、2010年には「異星人に攻撃され、カリフォルニアが地図上から消滅した場合」を想定したという。
世界的にエイリアンの襲来やすでに地球人に紛れて生活している、と信じる人は意外に多い。
2010年にロイターが行った調査によると、世界中で5人に1人がエイリアンの地球同居を信じており、中国やインドでは信じる人の割合が40%にのぼったという。

◆The WHITE HOUSE
https://wwws.whitehouse.gov/petitions#!/response/searching-et-no-evidence-yet