野田首相の任命責任にも波及
衆議院予算委員会、与野党理事は10日、山岡賢次消費者問題担当相がマルチ関連業者の集会で行った講演動画を視聴した。
マルチ商法を持ち上げる内容のひどさに、民主党岡田克也前幹事長は途中退席。自民党の石破茂前政調会長は、マルチ商法を取り締まる立場としてふさわしくない、として山岡大臣の辞任を求め、同時に野田佳彦首相の任命責任にも言及した。
「みなさんは織田信長」とマルチ会員を激励
問題の集会は、2008年6月に千葉県の幕張で行われた。ゲストとして招かれた山岡氏は、自身の秘書がトップリーダーとして頑張っていることから、激励に訪れた、とコメント。
また父親が「徳川家康」を執筆した有名作家山岡荘八であることを紹介。父親の著書には「織田信長」もあるとして、来場者に対して「織田信長のような革命家として日本を作り直してほしい」と激励の言葉を贈った。
8日の衆議院予算委員会では、自民党の平沢勝栄議員が山岡大臣の事務所関係者から聴取した情報として、山岡大臣が「事務所経費が厳しいからマルチで稼いでくれ」と語った、と指摘。元秘書らの証人喚問を求めた。
なぜか報道されてこなかったマルチ疑惑
山岡大臣のマルチ疑惑については、これまでにも多くの週刊誌などが報じてきたが、テレビ、新聞などの大手マスコミで取り上げられることはほとんどなかった。
これについて一部には、「新聞族議員」を守るため、との指摘がある。山岡氏は「新聞と『知る権利』議員懇談会」の発起人であり、会長を務める。
新聞は値引きなどを禁じる「特殊指定」によって価格が守られている。この特殊指定を見直す動きに反対するのが同懇談会の主要な活動だ。

◆msn
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111110/plc11111022510013-n1.htm◆山岡堅次
http://www.yamaokakenji.gr.jp/index.html