合同会社西友は、品薄状態が続く乾電池を米国より緊急輸入し、全国の西友、リヴィン、サニーにて販売することを発表した。
すでに35万個が発売済み
東日本大震災の影響により、単1形および単2形を中心として乾電池の品薄状態が続いている。同社は、親会社であるウォルマート・ストアーズ・インクの商品調達網を活用することで、約110万個の乾電池を緊急に調達した。
その第一弾として、2011年4月1日には、ウォルマートが緊急災害時用に備蓄していたエナジャイザー社製の乾電池(単1形~単4形)約35万個が発売された。
さらに第二弾として、2011年4月15日には、約72万個におよぶレイオバック社製の乾電池(単1形および単2形)が販売予定となっている。これは、ウォルマートが米国の店舗で販売しているものを日本用に調達したものである。
なお、同社では電池以外にも懐中電灯やランタンなど、現在需要の高まっている製品に対しても、ウォルマートの商品調達網を活用して輸入・販売する予定だという。
Editor's eyes
東日本大震災の発生以来、さまざまな製品が不足気味だ。災害に備えるのは大切な事だが、必要以上の買いだめは無駄になるばかりでなく、さらなる品不足を招いてしまう。購入の際には、「今それを必要としている人がいるかも知れない」ことを考えて欲しいと思う。
合同会社西友リリース