M5.5以上の余震が5月20日までに166回
2011年3月11日におきたマグニチュード9.0の東日本大震災で日本は大きな被害をうけた。
東日本では東日本大震災がおきた3月11日から5月20日までにマグニチュート5.5以上の余震が計約166回おきた。下図はこれら本震と余震の震源地をまとめて表示したもの。暖色は最近おきた地震を示す。データは米地質調査所 (USGS、the U.S. Geological Survey)による。
LiveScience より数年にわたり東日本で震災の恐れ
科学者によると、3月11日におきたマグニチュード9.0の東日本大震災で東京を含む日本の広いエリアの地盤にストレスが発生し、結果このエリアでは向こう数年にわたり余震および新たな本震の恐れがあるという。
東日本大震災後、 ウッズホール研究所 (WHOI、 the Woods Hole Oceanographic Institution)、京都大学 、米地質調査所 (USGS、the U.S. Geological Survey) の研究者らは日本で危険な状態にある地盤エリアを特定した 。結果研究者らの多くは新たに発生する地震について危惧しているという。
また日本政府は、向こう30 年の間に東京でマグニチュード7クラスの地震がおきる可能性は70パーセントだと予測しているという 。
またWHOIスタッフJian Lin氏らはCoulomb stress triggeringモデルを使った調査の結果、仙台市北方沖と房総半島南方沖で三陸海域の地盤の部分、東日本大震災の震源の東の大陸棚の縁の部分でストレスが非常に高まっている事を発見した。以下京都大学教授のコメント。
京都大学任田新治教授
現在東日本では余震が続いている。しかしこの余震のおかげで地盤にたまっていたストレスがいくらか解放されている。 結果大きな震災がおきる危険性が下がっているという可能性もある。
本州の広いエリアの地盤が東日本大震災の影響をうけた。東京付近にある断層(The Kantu fragment)ではこの地震でストレスが蓄積している。 得に東京エリア、富士山周辺エリア、長野を含む中部エリアが危ない。東京では向こう30年にマグニチュード7クラスの地震がおきる可能性は70パーセント以上だ 。
LiveScience
http://www.livescience.com/14349-japan-earthquake-risk-raised.html