全世界で記録的災害続く
3月以降、東日本では断続的に地震が続いている。米国中西部では例年にない低温気象を記録している。米国ロッキー山脈では季節外れの嵐がおき記録的におそい雪溶けとなっている。コロラド山脈では季節外れの春の嵐がおき雪が積もった。米国ジョージア州ティーンズ(Teens)では記録的な竜巻がおきた。米国ミシシッピ川では記録的な洪水がおきた。
米国海洋大気局(NOAA、the U.S. National Oceanic and Atmospheric Administration)によるとこれらは太陽風の影響が大きいという。
NOAA高官によると、今後太陽風がさらに強くなり、衛星通信、ナビゲーション・システム、電送装置といったインフラが影響をうける可能性があるという。過去に例のない大災害にも注意を払うべき。
太陽風が強くなると、対応していないコンピュータなどは一時的に機能しなくなるか故障する可能性があるという。
NOAA補佐長官も警告
NOAA補佐長官Kathryn Sullivan氏によると、2013年に太陽風の強さはピークに達するという。米国はこの事態に備えるべきであると考えているようだ。
NOAA補佐長官Kathryn Sullivan氏は元宇宙飛行士。1984年に女性初の宇宙飛行士として宇宙に行った。
火曜日ジュネーブで開催された国連気象会議(a U.N. weather conference)での講演より引用。
Kathryn Sullivan氏
今後太陽風が強くなり地球を直撃する可能性が大きい。現実としてとらえ対処するべき。

AP
http://hosted.ap.org/dynamic/stories/E/EU_UN_SOLAR_STORMS?SITE=AP