熱いぜ!日本の農業!
6月11日、新潟県佐渡島、石川県能登半島の2つの地域が国連食糧農業機関(FAO)「世界農業遺産」に登録された。この『農業遺産』、もともとは、発展途上国の援助のためプロジェクト。地域環境と調和した伝統的農法、土地利用システムを次の世代へ遺す目的で創設された。先進国でははじめての登録だ。
毎日、私たちは食べている。「この料理は美味しい。」という。でも、これらの食物がどこから来て、どのように生産されているかなかなか意識することは少ないのではないだろうか。
農業は燃えている。『日本農業検定』始動!
6月1日。社団法人全国農協観光協会は『日本農業検定』公式ホームページを開設した。
「農」と「業」について深く学ぶこと
21世紀は農業の時代だと言われています。我が国の豊かな自然環境を保全し、資源を有効に活用し、食の安全安心に配慮した持続可能な循環型社会の形成に不可欠な要素として、今日「農業」の役割が急速に高まっています。こうした中、国民だれもが、「農業」に至る「農」について深く学び、理解を深め、促進することが求められています。
(日本農業検定公式ホームページ)
日本農業検定とは?~受験要項はまだ未定。
日本の農業力(栽培、食、環境、カルチャー、ビジネス)を問われる農検。そのレベルは4段階。入門レベル(3級)、初級(2級)、中級(1級)、上級(農検マスター)。受験者はどのレベルからも受験できる。家庭菜園、家庭農園が趣味の人にもお勧めできる資格だ。
本試験の実施日などはまだ、未定。農検3級の第1回目:2012年の6月~9月に第2回目は2012年11月~1月に予定されている。 本格試験に向けての試行試験が2012年1月13日(金)に行われる。現在、小中学校の生徒で、10名以上の団体からの受付を募集している。
震災により、さまざまな農業被害が指摘される中、根本から農業を学べるよい機会となりそうだ。
日本農業検定公式ホームページ