「LUXA」が5億円の資金調達
11月22日、クーポン共同購入サイト「LUXA」を運営するルクサは、ジャフコが運営管理するジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合を割当先とする※
第三者割当増資を行った。調達金額は5億円。「LUXA」は、飲食店やリラクゼーション施設などの商品を特別価格で購入できる割引クーポン共同購入サイトである。
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第三者割当増資とは、企業が外部から資金を調達する際の手段のひとつ。ある特定の第三者に対して新株を発行して資金調達を行うもので、株券を新たに発行して出資を引き受けてくれる相手先に割り当て、その見返りに資金を受け取る。乱立するフラッシュマーケティングサイトの中での生き残りをかけて
「LUXA」は2010年8月にサイトをオープン。当初運営会社は、転職・求人などの人材ベンチャー企業である株式会社ビズリーチであったが、10月以降、同社から事業部を分社化し、株式会社ルクサを設立した。
今回調達した資金で、サービスエリア拡大や商品の拡充、サイト構築など事業拡大を目指す。
現在まで、100を超えるグルーポン系サイトがオープンし、乱立状態にある。その中で生き残り、ビジネスを成功させていくのに必要なのは「豊富な資本力」だといえる。今のところ、米Grouponを後ろ盾にした本家「Groupon」と卓越した営業力を持つリクルートを運営会社に持つ「ポンパレ」の2大グルーポン系サイトが成功モデルとなっているが、その2つにどう立ち向かい成功を収めるか。今後のフラッシュマーケティング業界から目が離せない。
「LUXA」
http://luxa.jp/株式会社ビズリーチ
http://www.bizreach.jp/