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2024年11月23日(土)
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国民生活センターが“クーポン共同購入注意を”呼びかけ

国民生活センターが“クーポン共同購入注意を”呼びかけ

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共同購入サイトにご注意!
インターネットのクーポン共同購入サイトに関する相談が、2010年10月ごろから国民生活センターに寄せられ始めている。

国民生活センター
現在、続々と開設されている共同購入型クーポンサイトを巡っては「広告内容と商品が異なる」などの相談が急激に増えており、トラブルの拡大を未然に防ぐためにも、国民生活センターは2月9日、ホームページにて消費者に注意を呼びかけた。

主な相談事例とは
国民生活センターが発表した情報の中には、具体的な事例がいくつかあがっており、似たような相談が相次いでいることが伺える。

【事例1】
共同購入型クーポンサイトから12,000円の中華料理のコースが3,000円になるという格安クーポン券を購入し、中華料理店に食事に行ったが、広告に出ていた写真と量や質等の内容が明らかに違う。量は少ないし、素材の質も悪く、広告に出ていたコース料理の写真とまったく違う内容だった。納得いかない。

【事例2】
共同購入型クーポンサイトを通じてエステのクーポン券を買った。通常では6,000円のコースを2,000円でサービスを受けられるとのことだった。購入後、予約を取ろうとエステ店に連絡すると「予約はいっぱいでできない」と言われた。共同購入サイトにも連絡しているが、返信がないため、エステの券を期限内に使用できそうにない。

【事例3】
共同購入型クーポンサイトで居酒屋の飲み放題のクーポン券を3枚購入した。購入後、他のサイトでこの居酒屋に関する口コミを見ていると評判があまり良くなかったのでやっぱりやめたい。クーリング・オフできるか。

どの事例も、消費者側があまり店などを下調べしていないことが問題点となりそうだ。クーポン共同購入サイトを利用する時は、まずクーポン提供元の店舗や口コミなどを自分で調べることが、トラブル回避の方法のひとつとなりそう。

国民生活センターから消費者へのアドバイス
国民生活センターは上記事例をあげ消費者へアドバイスをしている。

まず「1.購入は慎重に」として、一度購入してしまうと返品できないケースが多く、自分が購入したい商品やサービスについて調べ、共同購入型クーポンサイトの利用条件等をよく確認してから購入すること。

また「2.解約できないこともあるため、よく確認すること」として、インターネット上での取引は通信販売にあたる可能性があるが、通信販売はクーリング・オフによる契約の解除ができない。しかしサイト運営者が、返品に関する表示をしていない場合、商品等を受け取った日から8日以内であれば契約を解除できる(返品送料等は購入者負担)。注文する前には返品対応や契約等の規定をしっかりと確認すること。

さらに、トラブルにあったら消費生活センターに相談することを最後に記しており、トラブルが起きてしまったらひとりで悩まず、然るべきところに相談する勇気を持つことも大切としている。

こうしたトラブルが起きないよう、購入する前に必ず商品の説明や利用期限等をチェックすることが重要だ。そうすることでトラブルは回避できるはず。


外部リンク

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