スーパーボウルTVCMの後遺症
チベット問題を利用したクーポン広告で、共同購入サイト大手のGrouponは苦境に立たされているが、ここにきて、中国国内にもインターネットを介して同CMが広まり、反発を呼んでいる。
中国進出に暗雲か
中国に進出する企業が最も気をつけなければならないことに、三つの「T」があるという。台湾(Taiwan)、天安門(Tiananmen)、そしてチベット(Tibet)だ。Grouponは、そのうちのひとつ、チベットの「T」という禁断の果実に手を出してしまったのだ。
中国最大級のインターネット企業Tencentとの業務提携を模索していたが、今回のCM騒ぎを受けて、交渉が難航、または決裂するのではないかと予測されている。
GrouponのスーパーボウルCMに中国側が反発