“見ごろ”は2月中旬まで　長瀞宝塔山臘梅園（ながとろほどさんろうばいえん）

東京および、関東近郊では各地で梅の花が“見ごろ”なりはじめ、「梅まつり」でにぎわう季節となりましたが、埼玉県長瀞町にそびえる宝塔山(ほどさん)の「臘梅園（ろうばいえん）」では、ロウバイの花が2月中旬まで見ごろとなっています。

ロウバイの花は、梅に似て、蜜ロウのように繊細で柔らかな、黄色い花びらが特徴です。宝塔山の山頂一帯に2000本のロウバイの花が咲き乱れる様子は、まるで山に蜜ロウを垂らしたかのようです。

宝塔山は、長瀞町にある標高497mの山で、山頂一帯が臘梅園となっています。山頂まではロープウェイも運行し、気軽に登山できるのも特徴。山頂から眼下に広がる秩父の街並みと、「武甲山」や「両神山」など絶好の眺望です。

宝塔山に咲くロウバイは、素心臘梅・和臘梅・満月臘梅の3種類で、鮮やかな黄色い花びらが特徴です。スタッフが手作業で、鑑賞の妨げにならないよう、葉の型を整えてるそうです。

「臘梅園」に隣接する「梅百花園」では梅の花が見ごろになりはじめ、梅とロウバイ、桃色の黄色のコントラストが楽しめます。都心にほど近く、自然にも恵まれ、週末のハイキングに最適のロケーションといえるでしょう。





秩父鉄道「長瀞宝登山臘梅園（ながとろほどさんろうばいえん）」
http://www.chichibu-railway.co.jp/kanko/flo/roubai/index.html