「デジカメ」にはないポラロイド・カメラの魅力
デジタルカメラが普及し、フィルムカメラを使う機会がほとんどなくなりましたが、一方で、デジタルにはない「味」や「暖かさ」といった、フィルムカメラならではの魅力にとりつかれた人も増えているそうです。特に、一部のファンの間では、撮影したその場で写真ができる「ポラロイド・カメラ」に人気が集まっています。
東京都千代田区の日本カメラ博物館では、特別展として「ポラロイド・カメラ展」を昨年11月30日(火)から3月27日(日)まで開催中です。ポラロイド創世記の初期のカメラから、近年のデジタル技術を駆使したカメラ、ユニークなデザインのカメラなど、さまざまなポラロイド・カメラが大集合です。
初期のモノクロから21世紀のデジタルまで
撮ったその場で現像する「インスタント写真」の原理は、19世紀ころから存在しましたが、1947年にエドウィン・H・ランド博士が「1分間写真」として発明したものを、翌年ポラロイド社が製品化したのが、ポラロイド・カメラの始まりと言われています。
今回の展覧会では、ポラロイド・カメラ最初期の1948年製のモノクロカメラから、21世紀のデジタルカメラまで、ポラロイド社歴代の主要カメラを展示。ほかにも、ユニークなデザインやおしゃれでカラーバリエーションも豊富なカメラなどを展示し、インスタントカメラを知らない、若い世代も楽しめる内容となってします。
また、ポラロイド・カメラの魅力や、作品についての講演会も予定しています。この機会に、先進的で親しみやすいポラロイド・カメラの魅力を再発見してください。
特別展 「ポラロイド・カメラ展」
日本カメラ博物館
東京都千代田区一番町25番地 JCII 一番町ビル(地下 1 階)
03-3263-7110
開催期間/2010年11月30日(火)~2011年3月27日(日)
開館時間/10:00~17:00
休館日/毎週月曜日
※月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日
料金/300円
日本カメラ博物館(トップページ)
http://www.jcii-cameramuseum.jp/※同展覧会には、右メニューの「特別展」からお進みください。