放射能物質が付着した塵に注意
12日、菅直人首相は与野党党首会談で福島第1原発の周辺住民にヨウ素剤の配布を検討していることを明らかにした。
福島第1原発の周辺地域には放射能物質が付着した塵が飛散している。福島県内、さらには県外にも放射能物質が付着した塵が飛散する危険性がある。最悪の場合、首都圏にも放射性ヨウ素が付着した塵が飛んでくる危険性があるという。
放射能の被害を小さくするには何をすればいいのだろうか。
ヨウ素で甲状腺ガン対策
チェルノブイリ原発事故では事故後甲状腺の異常が増えた。20年経った現在も甲状腺ガンが多発している。
体内のヨウ素は70〜80%が甲状腺にある。放射性ヨウ素を体内に取り込むと甲状腺に集まり甲状腺ガンの原因になる。
放射性ヨウ素を体内に取り込むのを防ぐためには、放射能を帯びていないヨウ素をあらかじめ体内取り込んで甲状腺をヨウ素で飽和させておくといい。また体内のヨウ素は一定量以上になると蓄積できず排泄されるので、この性質を利用して放射性ヨウ素を対外に排泄する事も出来る。
ヨウ素を多く含む食品は昆布、ワカメなどの海草類。特に昆布の中でもトロロ昆布はヨウ素の含有量が多い。専門家は海苔で巻いたおにぎりを周辺住民に配給する事をすすめている。
ヨウ素剤は大量のヨウ素を取り込むのに有効。服用のタイミングは放射能に襲われる直前が最も効果がたかい。
放射性ヨウ素対策をまとめた。
放射性ヨウ素対策
・昆布、ワカメを多く食べる
・マスクをする
・なるべくコンクリート製の部屋の中にいる
・部屋の換気扇を切るなどして外気の侵入をふせぐ
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