MSCを用いた再生医療の実用化事例紹介など
第39回の広島大学講演会/JST研究成果報告会が、「再生医療:ベンチサイドからベッドサイドへ」と題し、9月3日に開催される。
広島大の加藤幸夫教授らは、間葉系幹細胞(MSC)を用いた再生医療を事業化するため、産学官連携による研究プロジェクトを推進している。
具体的には、特異的分子マーカーなどを用いて、移植用のMSCの同一性、純度、炎症リスク、癌化リスク等を判定する技術を開発し、さらに、低コスト無血清培地と超増幅法による高品質MSCの培養法と細胞治療法の開発を行おうとするものという。
今回のシンポジウムは、これまでの実用化事例等の研究成果を紹介するほか、ベンチサイド(基礎研究)からベッドサイド(臨床研究)へ再生医療の最前線で活躍する方々の講演、およびパネルディスカッションを行い、当分野のさらなる発展につなげる期待がある。
<開催概要>
日 時 9月3日(金)17:00~20:00
会 場 広島大学 歯学部B棟1階 第6講義室
(広島県広島市南区霞1-2-3)
参加費 無料
定 員 100名(事前登録制)
主 催 広島大学、 JSTイノベーションプラザ広島
申込等 下記リンク参照
締切り 8月27日(金)(ただし定員にて締め切り)
案内書・申込書
http://www.hiroshima.jst-plaza.jp/topics/100903.pdf