「海の森」をつくる?
8月20日から8月22日までの3日間、「海の森」が一般公開される。埋立地を植樹により森にしようという初めての試みだ。「海の森」の事業委員長は建築家の安藤忠雄さん。
「海の森」プロジェクトは、昭和48年から昭和62年にかけて埋め立てられた約88ヘクタール(日比谷公園の約5.5倍)の埋立地に、スダジイ、タブノキ、エノキなど48万本植樹する計画だ。
「風の道」をつくる!
植樹する苗木は、市民や民間企業の募金の協力によって調達される。2007年に募金を開始し、2016年を目標にプロジェクトはすすめられている。
東京湾に浮かぶ埋立地・中央防波堤に「海の森」という緑地帯ができれば、お台場・晴海・築地・皇居・新宿御苑・明治神宮を街路樹でつなぎ、都心に風を導く「風の道」をつくりあげることができる。
「海の森」に関する募金はインターネットからも受け付けている。一口1,000円で植樹する苗木が1本植えられるという。「海の森」は通常は立ち入りができないが、天気が良ければスカイツリーやディズニーランドが見えるという。環境問題についての自由研究にもいいだろう。歩きやすい服装で出かけよう。
海の森
http://www.uminomori.metro.tokyo.jp/index.html