日刊工業新聞社などが、第5回のモノづくり連携大賞を8月末期限で受付中だ。
対象は、2009年4月から2010年5月までに、大学・公的研究機関と企業が加わった産学(官)連携グループで活動し、知的財産の社会的活用にある程度のメドをつけた案件という。
事業化以前の要素技術でも発展性あれば可と
特に、工夫された連携の仕組みと、技術内容の両方に注目し、事業化以前の要素技術でも、将来の発展性があれば構わないとのことだ。
同賞は、優れた案件を称えるとともに、他機関が参考にしうるモデルとして社会に発信することを目的としているため、小規模でも独自の工夫を凝らした取り組みなど、多彩な活動を歓迎している。
例えば、以下などとのこと。
◎大学発ベンチャーの支援に向けて、通常と異なる資金収集手法を導入
◎1技術を多様な業種・企業へ技術移転し、幅広い製造業を下支え
◎農商工連携プロジェクトで地域特性を生かした事業を創出
◎大学の研究現場ニーズと中小企業の試作を組み合わすなど、新たな連携法を開発
表彰は、「モノづくり連携大賞」(50万円)をはじめ、「日刊工業新聞社賞」、「新技術開発賞」、「中小企業部門賞」、「特別賞」(複数)が設けられ、応募の締め切りは、8月31日(火)必着としている。
応募方法など詳細は、リンクの募集要領の通り。
募集要項
http://www.nikkan.co.jp/sangakukan/bosyu.html