(株)インターリスク総研と伊藤忠テクノソリューションズ(株)は、28の機関・企業と共同で、9月10日に国内初のBCMS(※)の普及啓発・提言を行う「BCMSユーザーグループ」を設立する。
(※)BCMS:事業継続マネジメントシステムの略。事業継続の能力を継続的に向上させる仕組みに関する経営管理手法
BCMSの国際標準が2012年に発行される予定で、世界的にBCMSに対する関心が高まっているという。
産学官で協調しBCMSの普及を促進、産業発展に寄与
そこで同グループは、BCMSの構築・運用に関わる情報共有・交換のコミュニティの場を提供し、産学官で協調しながら海外との連携・交流を推進することでBCMSの普及を促進し、日本の産業界の健全な発展に寄与することを目指すとのこと。
なお、同グループの設立発起人には、10の大学・研究機関と、NECなど18の企業が参加しており、9月10日に設立総会と記念セミナーを実施する。また活動内容は以下としている。
BCMSユーザーグループ活動内容
1.BCMSユーザーグループのメンバーが、BCMSに関する情報交換や情報共有することで、危機管理対応力を強化する
2.日本の現状にあった規格開発をISO国際規格に向けて提言し、より良い国際規格化を目指す
3.BCMSの構築、運用に関わる課題や問題点について、広く意見交換ができる場を提供するとともに、セミナーなどを開催する
(株)インターリスク総研
http://www.irric.co.jp/伊藤忠テクノソリューションズ(株)
http://www.ctc-g.co.jp/