高知県の大岐浜で真っ赤な海
高知県の大岐浜ではほぼ毎年、不思議な光景が見られます。赤潮ではないのに、海が真っ赤に染まります。
[画像は紅藻ソゾの一種]
なぜ赤くなるのかというとasahi.comによると
土佐清水市大岐の大岐海岸の海が海藻の紅藻類「イギス」の一種で赤く染まり、観光客らを驚かせている。
と赤潮ではなく、イギスという紅色の海藻が大量に集まったものです。
イギスはほぼ毎年、4月から5月に潮の関係で大岐浜に流れ込み、海を赤くします。真っ赤になった海は血で染まったようにも見えます。
イギスは海藻の一種
イギスは刺し身のツマなどにも使われ、いぎす豆腐という料理の原料にもなります。いぎす豆腐は紅藻に属する海藻のイギスを大豆粉と共に煮溶かして固めたものです。
ほぼ毎年のように海が真っ赤になるので、驚いているのは観光客の方だけのようで、地元の方にはとっては当たり前の光景なのかもしれません。
asahi.com「紅藻の仕業!」
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000001005200002