口蹄疫の被害が拡大
宮崎県で口蹄疫の被害が拡大しています。10万頭を越える家畜が殺処分をされると伝えられ、スーパー種牛といわれる非常に価値の高い牛にまで、感染が広がっています。
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口蹄疫は感染力の強さが問題
家畜が口蹄疫に感染した場合、幼畜の場合致死率が50パーセントに達する場合もあるが、成畜では数パーセントとされ、致死率は低いとされます。問題は感染力が非常に強いことです。
また、人に感染するのは稀で、感染しても症状は軽いものが多く、死亡した例は確認されていないそうです。きちんとした治療を受ければ、人間にとっては恐れるべき病気ではないとされます。
高知県でも口蹄疫対策開始
YOMIURI ONLINEによると
すべての畜産農家(飼育頭数約4万2000頭)には、消毒用の消石灰を届けている。
と高知県でも被害の拡大を防ぐ対策が取られています。
県立のいち動物公園(香南市野市町)では動物と触れあうイベントを中止。宿毛湾港では、九州から着いたフェリーを降りたすべての車両を消毒している。
とのいち動物公園ではイベントを中止し、牧場では普段は行われている動物と触れ合うイベントが中止されています。
積極的に協力を
特に九州から運航されているフェリーには、消毒液を染み込ませたシートを道路に敷き、感染防止の対策が取られています。
石灰や消毒液を、靴や車にかけられるのは気持ちのいいものではないですが、感染防止のために積極的に協力していきたいものです。
YOMIURI ONLNE 「口蹄疫 不安胸に懸命防疫 高知県」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20100521-OYT8T01029.htm