芸術は大衆のもの
大芸術家だった故岡本太郎さんのパブリックアートの原画や原型をメインに展示するイベント「街のなかの太郎」が、南青山の岡本太郎記念館にて6月30日(水)より始まりました。
生前、岡本さんは「芸術は大衆のもの」という発想のもと、全国の街にモニュメントや壁画などの製作に特に力と情熱を傾けていたといわれています。誰でもただで見られる芸術という思想で考えるとパブリックアートはまさに岡本さんにとっては絶好のステージだったといえるでしょう。
頭の中のイメージ?
そんな岡本さんが残した作品は現存しないものも含めると約140点ありますが、今回はその中のデッサンや原画なども含め、約60点が展示されています。
ですから、岡本さんが頭の中でイメージしたものまで見ることができるという非常に興味深いものとなっています。会場では学芸員によるギャラリートークの予定もありますので、楽しみですね。
岡本太郎記念館
東京都港区南青山6
03-3406-0801
開館時間 10時~18時(入館は17時30まで)
火曜は休館(祝日の場合は開館)
入館料 一般=600円、小学生=300円
開催期間 10月31日まで
「岡本太郎記念館 街のなかの太郎」
http://www.taro-okamoto.or.jp/exhibition.html