紙の博物館企画展7月4日まで
紙の博物館では7月4日まで企画展「新石器時代から花開いたアジアの樹皮紙Beaten Bark Paperの美」を展示している。樹皮紙とは、なんだろう?
一般の紙は「繊維を水に分散させたものを漉きあげる」という工程でつくられる。一方、樹皮紙は「木の皮をたたきのばした」ものだ。中国で発明された紙が普及した東アジア(日本・韓国)とは別に、アジアでは樹皮紙がインドネシアへと伝播した。企画展ではイスラム教の文書、樹皮紙製作に使う道具などが展示される。
紙すき教室
紙の博物館では、牛乳パックを再利用した手すきはがきのイベントが人気だ。毎週土曜・日曜(ただし8月に限り木・日曜)の13時から14時半に開催されている。
所要時間は10分程度。参加費は無料、予約不要で気軽に体験できる。透かしを入れたり、葉を一緒にすいて模様にしたり、オリジナルのはがき作りを楽しもう。
紙の博物館
東京都北区王子1-1-3
03-3916-2230
毎週月曜休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)
10時から17時(最終入館16時半)
入館料 大人300円 小中高生 100円
紙の博物館
http://www.papermuseum.jp/