農林水産業と商工業が連携して商品開発などをする「農商工連携」の極意が学べ、連携プロデューサーとしての育成に有効なカード型教材が開発された。
これは23日の河北新報が報じたもので、仙台市の地域活性プランニングをする
(株)プロジェクト地域活性が開発した、名前も「農商工連携プロデューサー・メーカー」。
プロデューサーとしての発想が身に付くカードゲーム
ゲーム感覚で意見を出し合ううちに、実際の連携で橋渡し役となるプロデューサーとしての発想が身に付くといい、研修などで使いながら商品化も視野に入れるとのこと。
カードゲーム概要
・農商工連携の成功に必要な要素、例えば「農家レストラン 大衆食堂も兼ねましょう」「バイヤーは選ばず広くアプローチ」「アイデアの言い出しっぺを活用す」といった標語を記載した157枚のカードがセットになっている。
・ゲームは4人程度で行い、カードを参加者全員に配った中から参加者は5枚を選んで手元に置き、そこから1枚を出して農商工連携の自分のアイデアを披露。
・全員が披露した後、他人の構想に対する自分の提案を付せんに書いて出し、周回する中で最後まで提案し続けた人を勝ちとする。さらに手元に残ったカードから1枚を出して同様に第2ラウンド、第3ラウンドと行うルール。
開発は「産学人材育成パートナーシップ事業」の一環
なお同社は、2008年度の経済産業省「産学人材育成パートナーシップ事業」の一環として教材セットの開発を受託し、研修用カードゲームの開発・販売を手掛ける同じ仙台市の企業と共同で取り組み、昨年度末に完成させたとのこと。
<会社概要>
名 称 (株)プロジェクト地域活性
代表者 代表取締役社長 望月孝
設 立 平成15年6月2日
資本金 1,000万円
所在地 〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡2-2-11
パスコ仙台ビル7F
電 話 022-205-3540 F A X 022-299-1420
(株)プロジェクト地域活性
http://www.prokatu.jp/引用記事
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100723t12019.htm