子育て夫婦間の理想と現実のギャップ
子育て夫婦において、妻が考える「理想の夫」像が、実は現実とはかけ離れているかもしれない。婚活を成功させて見事ゴールインし、子どもまで授かりながら、そのギャップはなかなか大きいようだ。
マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが、未就学時の子どもを持つ首都圏、近畿圏に住む20歳から49歳の男女の既婚者に対し、子育ての実態、子育てに対する意識の違い、そのギャップを把握することを目的として調査した。
メディアで取り上げられる「イケダン」「イクメン」
近年、男性が子育てに関わる機会が増えていると言われて久しい。
実際、12歳以下の子供を持つ父親の多くが子育てに関わり、父親予備軍も将来、子育てに関与したいという調査結果をはじめ、雑誌などでイケてる旦那を「イケダン」、育児を積極的に率先して行う男性を「イクメン」という言葉まである。
家事や子育てはまだまだ母親重視の傾向
そして、調査結果ではまず、父親の育児参加は当然とし、夫も妻も必要だと感じているものの、夫も妻も約4割が「子供が3歳までは母親が育てる方が良い」としている。
また、「理想の妻」は食事も洗濯も掃除も子育ても“オールマイティ”、家事や子供の世話はやっぱり「妻>夫」という考えも根強いようだ。一方、夫から妻への満足度は84.4%、妻から夫への満足度は70.3%と、 「夫もよくやっているけど、私だってやっている」という意見も。
さらに、「理想の父親」は子供と遊び、しつけもでき、「理想の母親」は家庭内の世話としつけに加え、「ママ友」の輪を持っていることを挙げている。そして、育児では、母親が「子供を厳しく注意」、父親は「子供より自分の時間を優先する?」とし、育児の中心はやはり母親、という感じだ。
そして、妻が夫に対して「収入を得る」「妻にプレゼント」「ゴミ出しと風呂洗い」を望んでいることも明らかになった。
以上の結果を見ると、理想の夫を望みながら、現実の夫はなかなか理想通りとはいっていないことが垣間見られる。
【minastirith 執筆】

「子育て夫婦の理想と現実」に関する調査(クロス・マーケティング)
http://www.cross-m.co.jp/report/20100413family.html