女性が考える“最低ライン”が明らかに
いざ結婚、ゴールインという段階になると、結婚式をはじめ、新婚旅行や新生活の準備などもしなければならず、けっこうな費用がかかる。
さて、未婚者たちが結婚する相手にどのくらいの貯蓄額を求めているのか、東京スター銀行が先日、調査結果を明らかにした。
その結果によると、未婚女性に「結婚時に相手の貯金は『●●円はあってほしい!』と思う金額」をたずねると、最も多かったのが「100万円以上300万円未満」25.1%。続いて「300万円以上500万円未満」18.6%となり、以下、「500万円以上700万円以下」16.7%、「借金がなければ貯金はなくてもよい」14.8%、「1,000万円以上」10.3%だった。
結婚時に貯蓄がなかった既婚男性も20%超
一方で、未婚男性の場合、同じ質問をすると、最も多かったのは「借金がなければ貯金はなくてもよい」36.0%。以下、「100万円以上300万円未満」28.1%、「300万円以上500万円以下」9.4%、「50万円以上100万円未満」7.7%と続いた。
ちなみに、300万円以上の貯蓄を男性に求める女性の割合は49.5%。楽天リサーチの調査によると、結婚にまつわる費用の平均は281万7000円。
さて実際、既婚者たちは結婚時にどのくらい貯蓄していたかというと、最も多かったのは「貯蓄はしていなかった」20.5%。以下、「200万円以上300万円以下」16.3%、「100万円以上200万円以下」14.6%、「50万円未満」11.5%だった。
一方、既婚女性に独身時代の貯蓄額を聞くと、最も多かったのは「100万円以上200万円未満」17.8%。続いて「貯蓄はしていなかった」 15.1%、「50万円以上100万円未満」13.1%、「50万円未満」12.0%、「200万円以上300万円以下」12.0%だった。
この調査はインターネットで、対象は20代~40代の男女1,275人(男性705人、女性570人)。調査期間は4月1日から5日。
【minastirith 執筆】
男女の金銭感覚調査~結婚時に女性が男性に求める貯蓄額は300万円!?~ (PDF)
http://www.tokyostarbank.co.jp/profile/pdf/100520.pdf東京スター銀行
http://www.tokyostarbank.co.jp/