ワサビの香り成分を利用したマスク用グッズ
この時期になると悩まされる人も多いことだろう・・花粉症。
金印は、花粉症の鼻症状を改善するワサビ成分を利用した、マスク用香り袋「ワサビチオヘキシル『マスクアロマ』」を2月22日に発売した。
ワサビの香り成分とユーカリ、ペパーミントの香りを染みこませたビーズを紙製袋に詰めたもので、着脱可能なテープでマスクの内側に張りつけて使用する。
同社はワサビの機能性について
名古屋大学大学院、
お茶の水女子大学大学院、
静岡県立大学などと産学連携で研究を進め、その中で、ワサビのグリーンノートの元となる成分が花粉症の鼻症状を改善する効果があることを確認した。
臨床試験で効果実証 商品販売は通販のみ
試験では、花粉症の40人を2つのグループに分け、1週間、鼻症状がひどいと感じたときに一方はワサビ成分を、もう一方は対照成分を10秒間嗅いでもらった。その結果、ワサビ成分のブループで鼻かみ回数が減り、鼻症状の改善が見られたという。さらに細胞試験で、ワサビ成分がくしゃみなどの原因となるヒスタミンの放出を抑制することも確認されている。
同社では既に、2008年1月にワサビ成分を配合したマスク用スプレー、ルームフレグランスなどを発売しているが、今回、消費者からの声を反映して、効果が1日持続する「マスクアロマ」開発となった。
ワサビチオヘキシル「マスクアロマ」は5個入り580円。販売は
通信販売のみ。