『BVMLRS923N52S』LoRaWAN™/BLE対応エンドデバイス向けコンボモジュールを開発
2017年2月22日 株式会社Braveridge
IoT業界期待のLPWAの一つ、LoRaWAN™ AS923規格に準拠したエンドデバイス向けコンボモジュールを開発。LoRaWAN™スタックは独自に開発し、デバイスクラスも国内初のClass A及びClass Cに対応（Class Bは4月末に対応予定）。920MHz帯のLoRaWAN™と2.4GHz帯のBLEをコンカレントに使用でき、スマートフォンやPCを経由したAppとの通信やOTAによるファームウエアアップデートなどにも対応。PoC（Proof of Concept：概念検証）から商用サービスへの移行を加速します。
『BVMLRS923N52S』LoRaWAN™/BLE対応エンドデバイス向けコンボモジュールを開発
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
LoRaWAN™スタックを独自に開発、AS923規格に準拠したエンドデバイス向けモジュール
IoT業界期待のLPWAはPoC（Proof of Concept：概念検証）から商用サービスへ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
株式会社Braveridge (本社：福岡県福岡市西区、代表取締役社長 吉田剛、
http://www.braveridge.com/、以下Braveridge)は、LoRaWAN™ AS923規格に対応したエンドデバイス向けモジュール「BVMLRS923N52S」を開発、量産を開始致します。
本製品はSEMTECH社製RFチップ「SX1272」及びNordic semiconductor社製Bluetooth Low Energy（BLE）用SoCチップ「nRF52832」を搭載したコンボモジュールです。弊社の豊富なBLE開発経験によりLoRaWAN™規格に準拠したスタックを独自に開発し、これをnRF52832上に実装。このスタックはLoRaWAN™ライブラリとして提供する予定であり、これまでBLEを使った開発をされてきた方にとっては、そのノウハウを活用したLoRaWAN™デバイスの開発を可能にします。更に、デバイスクラスは国内初のClass A及びClass Cに対応（Class Bは4月末に対応予定）。このモジュールによりPoCに別れを告げ、商用サービスへの移行を加速させたいと思っております。
本モジュールの最大の特徴は、920MHz帯のLoRaWAN™と2.4GHz帯のBLEをコンカレントに使用できるところにあり、これによりスマートフォンやPCを経由したAppとの通信、OTA（On The Air）によるファームウエア・アップデートなども可能にします。
尚、US対応及びEU対応のLoRaWAN™スタックも開発中であり、5月末の完成を予定しております。
【製品仕様】
製品名：BVMLRS923N52S
サイズ：approx. W 22.0mm×D 22.0mm×H 1.9mm（アンテナ含まず）
対応規格：LoRaWAN™ AS923（デバイスクラス：Class A/B*/C）、 Bluetooth® 4.2
周波数レンジ：LoRa:920.6MHz 〜 928.0MHz、BLE:2402MHz 〜 2480MHz
送信出力（端子出力）：LoRa: -1dBm 〜 +13dBm、BLE: -40dBm 〜 +4dBm
動作電圧：1.8V 〜 3.6V
動作温度範囲：-20℃ 〜 +80℃
消費電流(LoRa/BLE同時使用時)：
スタンバイ時：4.5μA
送信時：46mA（13dBm設定時）
受信時：16mA
アンテナ：LoRa・BLE共に外部接続（申請済みの38種類のアンテナから最適なものを選択可能）
インターフェース：25pin（内ADC:12pin/GPIO:11pin/NFC:2pin） SEGGER Port:3pin total:64pin
認証：日本電波法 / BluetoothⓇ認証 取得予定（3月取得予定）
*：Class Bは2017年4月末に対応予定
【販売予定】
出荷開始時期：2017年3月末 予定
サンプル価格：２,000円/個
※評価ボードについても2017年3月末出荷予定
【企業データ】
株式会社Braveridge （
http://www.braveridge.com/）
製品開発を企画・設計から自社による国内製造まで一貫して行う会社です。
豊富なBLEの開発・製造実績から、IoTデバイスの量産化に貢献致しております。
弊社は “LoRaWAN™アダプターメンバー” です。
提供元：
ValuePress!プレスリリース詳細へ
