転職を決めた理由1位「前職へのやりがいがなくなった」
株式会社 学研ホールディングスが運営する運営する「スキルアップ研究所」において、8月20日から8月27日にかけ、介護職に転職し現在も介護職に就いている人を対象に「介護業界における転職者の転職後の実態に関する調査」を実施。その結果を9月5日に発表している。
同調査において、『介護職への転職を決めた1番/2番目の理由を教えてください』としたところ、1番の理由として最多になったのは「前職へのやりがいがなくなったから」と「ライフスタイルの変化があったから」が同数の25人。
2番目の理由としても最多になったのは「前職へのやりがいがなくなったから」が20人で、介護職に転職する際には仕事への意欲や満足感の欠如が、大きな動機になっていることが分かった。
転職後、新たに取得した資格1位は「介護福祉士」
『転職後、新たに取得した資格があれば教えてください』と質問したところ、「介護福祉士」が全体の44.0%で最も多く占めた。
「介護職員初任者研修」が16.0%、「介護福祉士実務者研修」が14.0%、「認定介護福祉士」が7.0%、「ケアマネジャー(介護支援専門員)」が4.0%などとなり、全体の85.0%が転職後に資格を取得したことが分かっている。
また、『介護業界への転職に対する総合的な満足度を点数で表すと何点になりますか(重視した条件別)』と聞くと、「短期的な条件のみを重視した/短期的な条件をやや重視した」とする56人のうち、「10点」満点を付けたのは全体の75.6%。
『短期的・長期的な条件をバランスよく考慮した』とする29人では「6点」が24.1%、「7点」が34.6%、「8点」が13.8%などとなり、6点から8点の間に満足度が集中した。『長期的な条件を重視した/長期的な条件をやや重視した』とする15人では「7点」と「8点」が同率の15.4%、「9点」が23.0%と7点から9点に満足度が集中していることも分かった。
出典元:スキルアップ研究所調べ
(画像はプレスリリースより)
スキルアップ研究所 リスキリング レポート
https://reskill.gakken.jp/4101