▼ ニュースのポイント
① 「LUUP」のアプリに「LIQUID eKYC」を導入
② 先進的な事例となる公的個人認証の方式を採用
③ 口座開設時などに必要な身元確認をオンラインで完結させられるサービス
公的個人認証の方式を採用、先進的な事例に
Liquidが、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」のアプリに、「LIQUID eKYC」を導入したと、6月8日に発表している。
7月1日の改正道路交通法施行により、16歳以上であれば運転免許不要で「LUUP」の電動キックスケーターの利用が可能となる。年齢制限が設けられたほか、本人確認を一層強化するため、AIなどで審査業務を自動化できる「LIQUID eKYC」の導入に至っている。
運転免許証や在留カードなどの即時本人確認のほか、マイナンバーカードのICチップ読み取りを利用した公的個人認証の方式を採用。本人確認の法的義務がある事業者以外で、公的個人認証を導入するのは先進的な事例となる。
独自のAI技術や生体認証技術、OCR技術などを採用
「LIQUID eKYC」は、ネット上での契約やアカウント登録、口座開設時などに必要な身元確認をオンラインで完結させられるサービスとなっている。
身元確認手続き以外にも、住所変更などの諸届変更や、日常的に顧客の取引実態を把握する継続的顧客管理などの手続きもオンライン化することが可能。
また、独自のAI技術や生体認証技術、OCR技術などが採用されていることから、撮影開始から完了までの離脱率の低さを実現。累計本人確認数は2000万件以上に上っている。
(画像はプレスリリースより)
Liquid プレスリリース
https://liquidinc.asia/2023-06-08/▼ 会社概要
Liquidは、認証を空気化して滑らかな社会をつくることを目指し、本人登録と認証のプラットフォームをクラウドで提供する企業となっている。「LIQUID eKYC」の展開を主力事業としており、画像処理技術や生体認証クラウドで培った高精度な画像照合で、本人確認をオンラインで完結する。
社名:株式会社Liquid
代表取締役:長谷川 敬起
本社所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル2階