社会福祉施設における感染性胃腸炎の集団発生も
新潟県の福祉保健部感染症対策・薬務課が2月16日に、感染性胃腸炎についての情報を発出した。
同県における2023年2月6日から2月12日にかけての感染症胃腸炎の報告数は、全県で6.41となり、前週の6.38と比べ増加。社会福祉施設における集団発生も報告されたことから、引き続き注意を呼びかけている。
学校保健安全法における扱いでは「その他の感染症」
感染性胃腸炎の主な原因となるウイルスなどは、ノロウイルスやロタウイルスでおう吐や下痢、腹痛などの症状を引き起こす。石けんを使用して流水による手洗いの徹底が予防方法となる。
なお、学校保健安全法における扱いでは「その他の感染症(第三種感染症として扱う場合もある)」と定められており、症状がある間が主なウイルスの排出期間で、下痢やおう吐の症状が軽減したあと、全身状態の良い人は登校や登園が可能だ。
(画像はunsplashより)
新潟県 「感染性胃腸炎について」
https://www.pref.niigata.lg.jp/