家族の収入が減少
2022年8月1日、子ども支援専門の国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」は、ミャンマーの現状について報告した。
2021年2月の政治的な危機や戦闘の激化以降、ミャンマーに暮らす家族の収入は減少しており、平均すると半分に満たない。
また、貧困率も上昇、17年にわたる経済成長が後退する恐れもある。新型コロナウイルス感染症の流行による影響も深刻で、日々の食事にも困る世帯が増えている。
調査によると、最も懸念している事項として、8割の世帯が日々の食事をあげた。子どもたちに食事を食べさせる為、5世帯に1世帯が大人が食事の量を減らしている。また、家族の食事を確保する為、3世帯に1世帯が食料を分けてもらう、他の家族に頼るなど、状況は深刻だ。
セーブ・ザ・チルドレン
ミャンマー国内で大勢の人々が貧困や極度の食料不足に陥ることを防ぐ為、セーブ・ザ・チルドレンでは、国際社会に対して協力を呼びかけている。
1995年より、ミャンマーで子ども支援活動を行ってきた。50以上のパートナー団体と900人以上のスタッフが連携しながら、緊急の保健医療支援や食料、教育や子どもの保護などで支援をしている。
(画像はセーブ・ザ・チルドレンのホームページより)
セーブ・ザ・チルドレン
https://www.savechildren.or.jp/