もうひとりのCEO、クリスチャン・クライン氏は続投
SAPジャパン株式会社は、2020年4月22日、本社・SAP社のCEO(共同最高経営責任者)に関するプレスリリースを発表しました。
このリリースは、SAP社が同年4月20日に発表したリリースを抄訳したもの。SAP社の共同CEOであるジェニファー・モーガン氏が同年4月30日をもって退任し、もうひとりの共同CEOであるクリスチャン・クライン氏は続投することが、明らかにされています。
『SAP SuccessFactors』などを監督したモーガン氏
SAP社は、あらゆる業種・規模の企業において成功を支えるエンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアを提供している企業です。
同社の製品は、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深め、ビジネスの「インテリジェントエンタープライズ」への変革に寄与。世界中の商取引売り上げの実に77%が、何らかの形でSAP社製品を使用しています。
今回SAP社の共同CEOを退任することとなったジェニファー・モーガン氏は、2004年に同社へ入社した人物。以来、『SAP SuccessFactors』『SAP Customer Experience』『SAP Concur』などの事業を監督し、2019年10月にはクリスチャン・クライン氏と共に共同CEOに任命されていました。
今後は明確な指揮系統の構築を目指す
モーガン氏の共同CEO退任についてSAP社は、前例のない危機に直面した際でも組織を強力かつ確実に指揮できるよう、単独CEO体制に移行するためであると説明。また、この移行は早い段階で決定しており、今後は明確な指揮系統の構築を目指すとしています。
なおモーガン氏は今回の退任について、SAP社の成長とイノベーションを後押しできたことは大きな喜びであると、語っています。
(画像はSAPジャパンの公式ホームページより)
共同CEOのジェニファー・モーガンが退任 - SAPジャパン株式会社
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