5社共同で臨床データ活用体制を構築
2019年7月30日、一般社団法人 巨樹の会と医療法人社団 東京巨樹の会、株式会社ビーグル、NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)、ウルシステムズ株式会社の5社は臨床データを安全に分析する体制を構築したと発表をしました。このシステムはプライベートなクラウド上で展開します。
2019年7月30日より株式会社ビーグル、NTT Com、ウルシステムズ株式会社の3社で実証実験を開始しました。
3社の分担内容
3社の役割分担は、株式会社ビーグルがbeagle medica(臨床データ収集システム)を提供します。
そしてNTT Comがクラウド(企業向け)を提供し、過去3年の臨床データを安全に保管します。さらにコンテナ技術を活用し、データ分析機能を提供します。このことにより安全で効率的なデータ分析やAI予測データの活用をサポートします。
ウルシステムズ株式会社は、システム設計と実装を担当しています。GKE On-Prem(コンテナ管理ツール)と分散データベースを活用し臨床データの分析システムを構築します。
実証実験の概要および今後の予定
実証実験の目的は、病気やケガなどの治療後、回復時期のリハビリテーション充実を図ることです。巨樹の会および東京巨樹の会が運営する病院向けに、臨床データをセキュアに保管・分析できるシステムを構築して、臨床データの活用とシステムの有効性などを検証します。
実証実験結果を得て、巨樹の会、東京巨樹の会運営の病院で、患者にとってよりよいリハビリテーションを提供していきます。
(画像はプレスリリースより)
NTT Com ニュース
https://www.ntt.com/