子どもの生活の場、僧院で往診プロジェクトを展開
ジャパンハートが、ミャンマーのワッチェ村にある僧院への往診を行い、その様子を2月15日に紹介した。
ミャンマーには僧院がいくつか存在、「身寄りがない」、「地元の村に学校がない」、「内戦により教育が受けられない」など、様々な理由で学校に行けない子どもがいる。子どもの多くは、シャン州やカチン州などの国境近くの州からきている。
ジャパンハートは以前からヤンゴンやマンダレーの僧院で往診プロジェクトを展開してきたが、今回はワッチェ村の僧院で往診を行った。
およそ半数の子どもが何らかの皮膚の不快症状を持つ
ワッチェ村の僧院にもシャン州などからきたおよそ100人もの子どもがいたが、およそ半数が何らかの皮膚の不快症状を持っていた。
それらは、疥癬と呼ばれるダニの一種から起こる感染症や真菌(カビ)症、細菌感染症などによるもので、診察をしたあとに、身体を清潔に保つ方法や寝具の扱い方などといった衛生指導も実施。感染症予防に役立つ手洗いも練習させた。
ジャパンハートは今後も、子どもが健やかに生活、成長していけるように医療面からサポートしていくとしている。
(画像はジャパンハート ホームページより)
ジャパンハート 活動レポート
https://www.japanheart.org/