YouTubeやSNSからオンライン配信を実施
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてオンラインで読書推進活動を開始したと、8月13日に発表している。
シャンティは2018年からミャンマーで初等教育における読書推進事業を展開しており、その一環として絵本などの読み聞かせ動画を作成し、YouTubeやSNSからオンライン配信を行っている。
スマートフォンから絵本などの読み聞かせ動画にアクセス
ミャンマーでは全国的なインターネット普及率が41%にとどまっているものの、スマートフォンは急速に普及している。そのため、子どもが保護者のスマートフォンを使うことで、読み聞かせ動画にアクセスして、物語の世界に触れ、想像力や考える力を身につけることが可能だ。
シャンティはこれまでに絵本や紙芝居を29タイトル出版しており、それらを活用して西バゴー地域で学校図書室の整備を実施。また、シャンティが作成した学校図書室運営に関わるガイドラインは、教育省が実施する公立学校教員研修でも利用されている。
ミャンマーでは現在、大規模な教育改革が進められており、絵本などを含めた教育・教具が子ども主体の学びの助けになると期待されている。
(画像はプレスリリースより)
シャンティ プレスリリース
https://sva.or.jp/wp/?news=39090