「資産の防災」ができている27.5%
かんぽ生命は8月5日、9月1日の防災の日を前に実施した「資産の防災に関する調査」の結果を発表した。これによると、普段から防災対策をしている人の7割以上が「資産の防災」ができていないことがわかった。
今回の調査は全国20~70代の男女1,329名を対象に実施された。
調査の結果、普段から防災対策を行っている人のうち「資産の防災」ができていると回答した人はわずか27.5%となった。防災意識が高い東北で35.1%、北海道でも31.3%となり、「資産の防災」が意外な盲点となっていることがわかった。
また、「重要書類の管理や保管の工夫」ができていると回答した人は15.9%に留まった。
「もやもや資産」、推定560兆円!
さらに、資産の管理・対策方法の1位は「たんすや引き出しなど固定の場所に保管」となり、災害が発生した際にはすぐにアクセスできる可能性が低いことも判明。
「電子化」されず、災害時にアクセスできる可能性が低い資産を「もやもや資産」として金額に換算すると、国内の推定額は560兆円に上った。
同社では、マイページの登録などにより、重要な情報をデジタル化することを推奨している。
(画像はプレスリリースより)
かんぽ生命 プレスリリース
https://www.jp-life.japanpost.jp/information/