不眠警報発令中!寝苦しい梅雨時期の快眠テクニック
株式会社ブレインスリープは、“睡眠と脳を科学する” を企業メッセージに掲げ、正しい睡眠知識の提供をその使命の一つとしている。
6月に入り「快眠対策」についての検索数が急上昇していることを受け、同社は、寝苦しい梅雨時期に質の良い睡眠をとるためには、自律神経の安定化と睡眠環境を整えることが重要であると提案した。
梅雨の寝苦しさは低気圧が原因
低気圧は頭痛やめまいなどの体調不良を伴う気象病(天気痛)を引き起こす原因といわれている。特に、気圧の低い日が続く梅雨時期は、気象病をわずらっていなくとも、なんとなく不快と感じる人が少なくないだろう。
それは、人間の自律神経の役割と深く関係しているという。
意思とは関係なく内臓器官などを動かし続けるための「自律神経」は、昼間や活動時にはたらく「交感神経」と、夜間やリラックス時にはたらく「副交感神経」があり、互いにバランスを取りながら身体の状態を調節している。
交感神経と副交感神経のスイッチングバランスが崩れることで、周囲の変化に対応しきれずに、なんとなく不快と感じるのだ。
同社はこの点に注目し、自律神経のバランスを保つことが快眠を促すと提案する。
指つぼマッサージと呼吸で自律神経を整えよう!
普段の生活に手軽に取り入れられるのは、「指つぼマッサージ」と「3秒すって、7秒はく呼吸法」だ。
睡眠に効くツボは中指、薬指、小指に集中しているという。
指の爪の両脇にある「井穴(せいけつ)」を、一本ずつ、反対の手の親指と人差し指で両側からつまむ。少し痛みを感じるくらいの強さで10秒ほど押しもむと良い。ただし、薬指は交感神経を活性化してしまい、眠気を覚ます効果があるので、寝る前はあまり刺激しないことをおすすめする。
また、「3秒すって、7秒はく」という方法で呼吸を整えるのも良い。息を吐くときに、吸うときの倍の時間をかけることがポイントだ。鼻歌(ハミング)を歌うようにしっかり鼻から息を吐くことで肩の力が抜け、リラックスできる。
寝ているときの体温と湿度を快適に保つ
汗は体温調節を促す。人間は寝ている間にコップ一杯以上の汗をかくといわれている。
梅雨時期は周囲の湿度が高いため、汗が蒸発しにくく、体内に熱がこもったり、反対に代謝の悪化から冷えを誘発したり、体温調整が不安定になるという。
このため、湿度の高いときは、エアコンなどの除湿機能を利用し、室内の湿度を50%程度に保つことで、快適な眠りにつくことができる。
また、冷房をつけたまま就寝したくない人は、寝る前に25℃程度まで室内を冷やしておき、寝るときに27℃程度に設定し直し、就寝後2時間程度で電源を切るタイマーをかけると良いだろう。
寝苦しい季節。質の高い睡眠のため、寝る前の準備はとても重要だ。快眠グッズや鍼灸マッサージの利用などを検討してみるのも良いかもしれない。
(画像はプレスリリースより)
株式会社ブレインスリープ プレスリリース
https://brain-sleep.zzz-land.com/news/1404/