「フードロス」問題
まだ人がおいしく安全に食べられるけれど、廃棄される食料の事を「フードロス」と言います。農林水産省のデータでは、日本のフードロスは約621万トン。そのうち339万トンが飲食店や小売業などから発生しています。日本で作られる米の生産量は年間約800万トン。この数値を見ると非常に多くの食品が食べられずに捨てられているのが良く分かります。
株式会社コークッキングの TABETE (タベテ) は、飲食店や惣菜店等で発生してしまう余剰の食事を売りきる・食べきる事を応援する「フードロス削減」のための社会派 Web サービスです。
急な予約のキャンセルや、対策が難しい飲食店での廃棄を「食べ手(ユーザー)」側が発見し、購入して、その食事をレスキューする事が出来ます。この仕組みは、「フードシェアリング」と呼ばれていて、欧州などでは広く浸透していますが、国内では初めての実施となります。
TABETEの仕組み
この仕組みの導入に、オペレーションの流れなどを確認するクローズドβテストを9月4日(月)に開始予定です。現在、「フードロス削減」の想いを共有できる方を中心に、βテストユーザーを募集しています。また、βテストで明らかになった問題点や改善点を経たサービスは年内に正式リリース予定です。
TABETE は店舗がロスの危機にある商品の情報の掲載。ユーザーが気に入った商品を発見、購入します。Web 決済購入などで手続きは簡単に行なえます。購入後には、ユーザーは指定された時間内に店舗まで食事を受け取りに行くシステムです。
このプログラムが上手く行けば、今後将来の食の問題に持続可能な形で出来る新しい仕組みが国内でも数多く発足するかもしれません。
(画像はプレスリリースより)
【参考】
※株式会社コークッキング 公式サイト
http://www.cocooking.co.jp/※株式会社コークッキング プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/