良いリーダーとは?
THE CONVERSATIONは7月26日、目標ではなくプロセスを大切にするリーダーが、より自制心を持ちチームや組織にプラスの影響を与えるという。
目標ではなく、プロセスが大事
時間や労力を考えず、ただひたすらゴールだけを目指す企業が増え続けている。目標が高ければ高いほど、自制が利かなくなりいくつかの失策につながっていく。
161人のリーダーを対象に行ったScience Directの研究では、タスクが困難であればあるほど注意力が散漫になり、否定的な感情で自制心を失い、リーダーシップは壊滅的になるという。
現代でも、リーダーの感情のコントロールがビジネスに不可欠だと認識されている。
ビジネスをコントロールするには
目標は必要だが、それはチーム全体のもの。リーダーやスタッフは自制心を保ち、業務のプロセスに焦点を当てることが、失敗を最小限に抑える方法だという。
そのためにはまず、スタッフとのコミュニケーション、個々がチームに参加する職場文化を醸成することだ。
誰もが発言権を持つことができる、意志決定に関与することができるのであれば、リーダーの判断だけでなく議論によって目標や問題解決を導き出せるからだ。
もうひとつはマインドフルネス・トレーニング。お互いが思いやる、サポートし合う精神が自制心を養い、負の感情を抑制することができるという。
(画像は写真ACより)
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