地元の意見・要望などを聞くための「たたき台」
名古屋市は7月20日、「リニア駅周辺のまちづくりの方向性(案)」を公表した。
中央新幹線(リニア)開業を見据え、リニア駅周辺街区のまちづくりの方向性を取りまとめ、同市の考え方を提示したもので、今後、地権者など地元の意見・要望を踏まえてまちづくりの計画を定め、進めていく。
目標は、「人々が集い、憩い、交流する“広場”が中心にあるまち」
リニア駅周辺のまちづくりは、日本有数のターミナル駅である名古屋駅が、リニア開業により、広域から名古屋駅を利用する人のさらなる増加が想定され、地域の活性化にも資する、にぎわいのある空間づくりを行う必要からリニア駅整備とあわせて検討を行うもの。
同案では、リニア駅をはさみ東地区と西地区が検討対象地区で、両地区共、目標は、「人々が集い、憩い、交流する“広場”が中心にあるまち」。
名古屋の”顔”となり、多彩で魅力的な”顔”をもつまち、広場を中心に、広域から人々が憩い・にぎわうまち、地域資源を活かした回遊性の高い・歩いて楽しいまち、交流拠点・ビジネス拠点にふさわしい安心・安全なまちの4つを基本イメージとし、道路などの基盤整備や広場の整備、魅力あるまちづくりの支援を行うとしている。
(画像は名古屋市公式サイトトップページより)
名古屋市 「リニア駅周辺のまちづくりの方向性(案)」
http://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000094500.html