「癒やし系ロボット」が福祉施設で活躍中!
名前を呼ぶと大きな目でこちらを見るアザラシ型ロボット「パロ」は福祉施設で人気だという。茨城県つくば市の老人保健施設「豊浦」での話である。(写真は子犬)
産総研が開発
80~90代の入所者男女8人が待つテーブルに3体のパロが来て、呼び掛けに応じてパロが鳴き声を上げる。そして「マルちゃん、いい子だね」「この子が一番かわいいよ」「3姉妹かな」などと、入居者が笑い、場が和むという。様子が見えるようだ。
パロはアザラシの赤ちゃんを模したロボットで産業技術総合研究所(産総研)が開発したものだが、体温が30度に保たれるなど、色々と工夫がされている。
ロボットにもタイプがあって
早大の可部准教が考案した赤ちゃん型は、授認知症患者に子育てを思い出させることで脳を刺激し、進行を抑える効果を狙うという。
また、名古屋工大と地元企業が、産学連携で5歳児程度の会話ができる「ifbot」(イフボット)を開発し、配偶者を亡くした高齢者や長期入院患者が利用しているそうだ。
人の気持ちを和ませる「癒やし系ロボット」の開発が進んでおり、アザラシのほか、パンダ、赤ちゃん型などもあるという。
気になる価格と機能は?
価格は、20~35万円程度だそうで、機能的に未だ十分とは言えないものの、人に代わってロボットに癒やしを求める時代になって来たのかもしれないと…。
茨城県つくば市の
老人保健施設「豊浦」へのリンク 引用記事
「毎日jp」へのリンク