ITを活用して高齢者の低栄養改善を図る
三嶋商事株式会社は、2018年7月30日、介護事業所を対象とした『第一回 みしまの研究室~栄養ケア支援システム説明会~』を開催する。
同社は、治療食・介護食専門の卸売問屋。今回説明会が行われる栄養ケア支援システムは、同社と栄養ケアプランニング株式会社が連携して開発したものであり、ITを活用して高齢者の低栄養改善を図るというもの。
高齢者が半数が低栄養となりうる
厚生労働省による平成24年度における調査によると、在宅療養高齢者は36.0%「低栄養」であり、33.8%が「低栄養のおそれあり」という状態だという。低栄養となりうる割合は、半数を超えている。また、低栄養となった多くの高齢者は、在宅療養に移行してもすぐに再入院を繰り返す。原因は、栄養が十分摂取できないためだ。
治療食・介護食を専門に取り扱う三嶋商事は、在宅での低栄養をどうにか改善したいと企図。同様に低栄養の改善を目指していた栄養ケアプランニングと提携し、iPhone・iPadを活用した栄養ケア支援システムの実現に至ったという。
低栄養の一般的な認知向上に取り組む
『第一回 みしまの研究室~栄養ケア支援システム説明会~』は、大阪府堺市中区深井水池町にある三嶋商事の多目的室にて、7月30日に開催される。時間は、18:30から19:30まで。定員は20名であり、電話もしくはFAXで申し込むことになる。
同社は今後も、介護事業所のよりよい栄養ケアサポートを実現し、低栄養防止の活動として今後も低栄養の一般的な認知向上に取り組むとしている。
(画像はプレスリリースより)
「第一回 みしまの研究室~栄養ケア支援システム説明会~」を開催
https://mishima-s.com/news/2018/70687/