マグナ、新しいシート・トリムカバー技術「FreeForm」を開発

マグナインターナショナルは6月13日、新しいシート・トリムカバー技術を発表。人の形にピッタリフィットする快適性と、ブランド価値を向上させるデザインに仕上げることが可能だ。

マグナが新しく開発した技術FreeFormは、シートバックの快適性を追求したもので、人の形に合わせた凹みで人の形を包み込む。そして下部の凹みとボルスターを組み合わせて背骨を安定させ、座った状態の腰部を最大限にサポートする設計になっている。

柔らかくシームレスなシートは、表面から102ミリ以上の凹みを形成することができる。これは縫製が半径3～4ミリという細かい仕立てによって実現するもので、従来の20～25ミリ縫製ではなし得ないという。

デザインはシャープでスタイリッシュ、シンプル構造で清掃やカバーの交換も簡単に行える。また従来のシート・トリムカバーよりも通気性は4倍以上、隠れた固定具によってトリムアタッチメントが不要だ。

このシート製造プロセスは柔軟性があり、革・布・ビニールなど全てのシート素材で製造可能、ブランドや車両ごとに合わせた設計や構造にすることもできる。

自律走行車などの開発により車内では快適性が求められている。その役割を果たすのがシートであり、自動車メーカーにとって重要な要素であると同社では述べている。

（画像はマグナインターナショナルの公式HPより）




マグナインターナショナルのプレスリリース
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